「なるべく削らない治療」は当たり前という前提で、虫歯の治療の流れを説明いたします。治療によっては、型取りしての詰め物や被せ物の必要がありますが、その場合にはなぜその必要があるのかも含め、虫歯になりにくい種類などについて説明し、患者さんが決めていただき納得した上で治療を進めていきます。

現在日本人の 5 人に 4 人が歯周病と言われており、歯が抜ける一番の原因だとも言われています。痛みが出にくく気づきにくいため、知らない間に進行していることも…。また口臭の原因や体調にも関わる病なので、定期的な検査が必要です。当院ではまずしっかり歯周病の検査と原因を追求し、治療後もメンテナンスの重要性を説明します。

いわゆる「神経を抜く」と言われる根管治療。患者さん自身からは目に見えない、わかりづらい部分なため、だからこそ専門的な検査や技術が必要です。当院では、その重要性をなるべく理解していただけるように、見える化した治療を心がけます。また、根管内にいる細菌をできるだけ消毒し、新たに根管内に細菌を侵入させないよう丁寧な治療を行ないます。

親知らずや、残すことで悪影響を及ぼしてしまう歯などは抜かざるを得ません。そのため、なるべく短時間で痛みの少ない抜歯を心がけています。また、自分の歯をなるべく使ってもらうために、再生医療として、歯の移植・再植を積極的に利用しています。
最近若い方を中心に増えている顎関節症についても、対症療法を中心に診断・治療を行っています。

お子さまの歯科治療で大切なのは、「怖い」という概念をなるべく持たせないことです。そのためにはまず、歯医者に慣れてもらうこと、そして無理やり治療をしないということを心がけています。
目標は、大人の歯が生え揃った時に虫歯ゼロで、きれいな歯並びでいられること。少しでも歯医者さんに行きたいと思ってもらえるように努めています。

やむを得ず歯を失ってしまった場合、入れ歯が必要なことがあります。入れ歯には、用途に応じて色々な種類があり、大切なのは新しく作った入れ歯が長く使用できるかという点です。当院では、なるべく違和感が少なく発音しやすい薄い形状の入れ歯や、見た目を重視される方には金属を使っていないものなど、ご希望を考慮した入れ歯を提供しています。

歯を失った場合に、あたかも自分の歯のような感覚で笑ったり食事をしたりするには、インプラントがお勧めです。ただインプラントには適応症があり、それを誤ると思わぬ身体のダメージを引き起こしかねません。当院では、なるべくリスクを回避できるように、全身状態の把握や歯科用 CT による３D 画像で精密な診断を徹底しています。また、定期的なメンテナンスも必要となるので、それを理解していただいた上で治療に入ります。

特に女性に人気のホワイトニング。笑顔は、元気の源です。きれいな歯を手に入れることができれば、自然と口角が上がり表情も明るくなるでしょう。
当院では自宅で好きな時間にできるホームホワイトニングを推奨しています。ただ個人差がありますので、ホワイトニング後は来院いただき、しっかりと確認しケアさせていただきます。

若い方を中心に最近増加しているのが、日中や就寝時の歯ぎしり・くいしばりです。これは自分自身でなかなかコントロールできない病気なので、基本的にはマウスピースを使うなどの対症療法になります。
治療を放っておくと、歯周病の悪化や歯の破折など、様々なリスクを引き起こすので注意が必要です。